拝啓白猫プロジェクト様

白猫プロジェクトというゲームがある。

今やプレイヤーがこぞって「白猫 引退」で検索をするくらい廃れたスマホゲーである。

いや、廃れたと思ってるのは昔からのファンであり、最近始めた人達はやっぱり楽しいのかもしれないけど。

 

始まってから2年、引かないと遊べないレベルのキャラが降臨して以降衰退していったとは言えまだ昔のキャラが再びお着替えして実装されたり、内容ある島級が実装されたりで、それでもまだ楽しかった。

 

私はアマタというキャラが大好きだった。

1度出たガチャは復刻しない宣言の渦中のキャラだったので、実装期間が過ぎ、アマタのイベントが復刻しハマった頃には、オリジナルのアマタは手に入らない状態だった。

2016の茶熊学園という大型学園パロディのようなイベントの人気キャラ投票ではギリギリ落ちてしまい、一緒のイベントで出た相方ツキミは1人実装に至った。

それでも、また同じように大型の夏イベントにてプロデューサーの計らいもあり、夏アマタが実装された。

 

でも、ヴァリアントだった。

実装されればそれでいいけどヴァリアント、鳥は特にやめて欲しいと神にも祈ったヴァリアントだった。

いわゆるキャラ愛(笑)人は、好きなキャラ使って、いろいろなスキルモーション見て楽しみたいのに、明らかな後付け設定+戦闘中はほぼ鳥の姿に変身して戦うという地獄。

犬の姿だったらまだ楽しめたというのも可愛いからという理由だけど、つらい。

鳥になった理由自分を哀れに思わないよう肯定していたけど実際、悲しかった。

重大な設定を、辻褄合わなさと愛のなさで後付けされてしまった。

救いはないのだろうかと絶望した。

それでも実装してくれてありがとうと自分にしてはお布施として、アマタが引けた後も課金をした。

 

で。

 

その後の記憶はあんまりない。

限定入れ替えラッシュ、放置されるフォースターの神気。

正直、☆15で普通に遊べるキャラを神気してどうする、と思ってる。

 

私は、どんなに集金目的のイベントだらけでも、バックグラウンドやストーリーにわくわくしていたゲームが適当なシナリオで白猫に関係ないようなキャラを乱発しようとも、「茶熊アマタ」の実装だけを楽しみにやってこれた。

今年に入ってからのクソみたいな入れ替え限定乱発も、アイリス主人公を入れ替えにぶっ込んで来ることも、きっと茶熊を頑張るための布石だと思って、運営に文句をいう人たちに「だったらやめたら」とベタなことを思うスタンスでおった。

もう、駄目だった。

中毒だと自分でも思う程毎日深夜まで縛りで遊んだり、アマタとまではいかなくとも使うのが楽しかったり推しだったりするキャラで遊んでた。

でもやっぱり、駄目だった。

自分は去年の茶熊からちゃんとプレイしだしたので、もっと前からやってきた人は、もっと辛いもんかと思う。

 

辞めればいいじゃんと言えばそこまでだし、私もそう思う。

運営に楯突いた所でゴネだけ通るという酷い状態だ。

辞めればいい話だ。

 

だけど実際問題、茶熊2017のYouTubeが、具合が悪くて見れない。

Twitterなど上がっている男女各3名のトーナメント式投票。

オスクロル、ノア、リリーあたりと、ネモ、ユキムラ、レクト、レイン…辺りだろうと安易に予想出来る、そしておそらく入れ替え。

しょうがないよと口で言いつつ、もう、裏切られたようにし思えないのだ。

運営枠+投票3人だよね!と自分を励ます事も出来なくなるくらい、もう、白猫プロジェクトを信用できない自分がいる。

嫌ならやめろ。

そう割り切れたなら体調悪くならないし寝込まない。

自分が楽しんでいたり好きだったものが衰退し公式が雑に扱って行くことが辛くてならない。

別枠かなんてどでもいい。

私はキャラを、ストーリーを、金集めの道具としてではなく、大切にして欲しかった。

つーかツキミは茶熊であんだけやっといておっぱいメイドとかバブみキャラにするって酷いなと思ってま

そういうキャラが沢山いて、推しが男キャラだし現在人気でもないから雑な後付け設定で変な限定化されなくてよかったと思うくらい、シェアハウスのキャラは気持ち悪いし気色悪い。

アイドルなんかはもう寒い。

お着替えは可愛いけど、新しい衣装が目玉なんだからだったらほかのキャラ作れよと思ってしまう。

体のいいこととTwitterで流れてくるスルースキルと運営への信仰のみが正しいという姿勢に従おうとするもそれもままならないくらい、私は白猫プロジェクトが好きだった。

好きだったのだ。

もう希望も何も感じない事に、腹痛を引き起こすくらいに。

 

最近運営に噛み付いてくれる上ユーザーと同じような思考を持ち戦ってくれたけんちゃん様も放送に呼ばれなかった。

もうむり

 

変化に否定的になるのは

歳をとった証拠だとネズミが言っていた。

 

突然癌のステージ4と告げられて突然今年から入院している祖母の見舞いに行く。

と言っても一緒に住んでいたので仕事でさえなければ、暇さえあれば見舞いに行っているのだけは、本日は「会いたかったよぉ」と、私と母が病室に入るなり、泣き出してしまった。

まあ、そら心細いよな。

退院日前日までは抗癌剤治療とは言え5人に1人くらいの割合で居るらしいその1人だというくらいに何もなく、むしろ病人であることを忘れるくらいふてぶてしく、よく喋っていた。

それが退院日になって熱が出て、入院延長、更に、副作用なのか病院の飯が臭くて食えないっつー。

夕方に行ったらほぼ手付かずの病院食が置いてあって、ちょうど腹も減ってたし、食べた。

今日はたくさん食べれましたね!なんて言われるらしいので、バレない程度に。

 

うめーなー。

 

入院した事ないから分からないけど、病院食はまずいイメージがあったもんで、でもって自分はジュースを水で薄めたようなのが好きなくらい薄味好きで、できるなら全部食いたいくらいだった。

でもなんというかこう、確かに給食くさいっていうか、自分は全然平気だけど、これだろうなという匂いはなんとなくわかる。

滅菌済みっぽい味というか。

 

逸れに逸れて、祖母が泣いたとこ。

そらそうよねーよしよしと思いつつ反応に困っていると、察してか察さずか、「私は駄目な婆さんだ」と続けてベッドサイドの、保湿ティッシュで涙を拭う。

 

己が悪かろうが絶対に謝らず、テレビに悪口を言い、ぶん殴りたいとさえ思っていた祖母がこうなるもんかと、ぼんやりと現実から目を逸らすのであった。

注意どころかお願いをしても逆ギレしてはその後何も言わずしっかりなおしてくるような女である。

意地っ張りの豆腐メンタルはわかっていたけども、こうも。

 

私は世間的に、意地悪で嫉妬ばかりして、見目も悪ければおそらく結婚もしないでふらふらしている恥ずかしい人間で間違いない。

たまに生きたい人達に寿命あげてとっとと居なくなった方が世のためではと本当に思う。

それは今現在出来ないし考えすぎではというのもわかる。

でも本当に、10年20年くらいなら、あげたい。

消化試合感。

 

罵られたい。

クズだ不適合者だ死ねと許されずに居たい。

 

一緒に行った母は金食い虫で家事もろくに出来ない、おそらく今はやりのなんとかっていう病気ではってくらいの忘れっぽさな上、嫌味しか吐かないこの、私が一緒だから心強いよと言っている。

かくして、生きねば。と思い、帰りに調理師免許のテキスト等を買ってみるげんきんな私である。

人が死ぬことを考えてしまうと、悲しい思いをするくらいなら、許されるなら、今すぐ自分が死ねばいいのかしらなどと、時間の流れが心底嫌になった。

 

ちなみに、病院食がくさいらしいだけで、コンビニで買ってきたおにぎりやお菓子は食っていた。

おいしいよね、ラッキーマヨネーズ。